匠の技にふれ、こだわり産品に出会う。

工房街道づくりは、「工房街道推進協議会」と「奈良のむらづくり協議会」が“共働”して進めています。

工房街道推進協議会の概要

工房街道

 奈良県東部中山間地域には、約200もの工房が立地しており、ここを、多くの工房が立地する生活文化豊かな「工房街道」として、都市住民に認識してもらうことができれば、また、質の高い生活・空間演出用工芸品等を、各工房において来訪者に提供できれば、この地域は来訪するたびに満足を持ち帰ることができる観光交流地として発展していくことが可能です。
 このため、この地域の工房等と歴史文化資源を活かし、「何度も訪れて地元住民と信頼ある交流関係を築き、来訪するたびに満足を持ち帰る観光交流地」としての地域発展を成し遂げること、またそれを通して地域経済の好循環を生み出すことを目的として、2008年8月、工房主や工房集中立地地区の代表、彼らを支援する都市在住のデザイナー・学識経験者等が集まり、工房街道推進協議会を設立しました。

 工房街道推進協議会の事業は、

  1. PR作戦の展開と交流イベントの開催
  2. 工房街道の拠点づくり
  3. 工房街道の情報システムの整備
  4. 工房街道ブランド・工房街道キットの開発
  5. 来訪者受入れのための条件整備の支援
  6. 地域食文化の向上と来訪者への提供

で、これらを並行して進めています。平城遷都1300年祭に工房街道フェスタを大規模に開催することも決定しています。

工房街道ブランド宣言

工房街道ロゴ

 奈良県東部中山間地域には、多くの工房が立地しています。私たちは、この地域を工房街道と称し、訪れてくださる方々と各工房・各地区の間に信頼関係が築かれ、相互の人的交流・情報交流から新しい価値(新サービス、新技術、新商品など)を生みだし、訪れてくださる方々の生活文化の向上に寄与していく地域にしたいと願っています。
 このため、私たちは、工房街道ブランド証を掲示することを宣言します。工房街道ブランド証を掲示しているこの地域の「人」「工房」「まちやむら」「宿泊施設」「交流施設」、この地域が「生産するもの」「提供する食事」などは、訪れてくださる方々の期待と信頼に応えます。
 工房街道ブランド証の掲示は、優れた地域資源を利用し、自然環境を尊び、安全・品質等に責任をもち、訪れてくださる方々を心から歓迎させていただくことの証です。

2009年1月 工房街道推進協議会

奈良のむらづくり協議会の概要

 住む人と訪れる人の間に信頼関係が醸成され、各地域の自律発展につながる「むらづくり」を進めていくために、奈良にこだわりをもち、積極的な活動を展開している人々の総力を結集した「奈良のむらづくり」プロジェクトを実行することを目的に、2007年2月、産学官・市民の参画により設立しました。現在の会員は54人・団体です。

 主な事業実績として、次が挙げられます。

  1. 国土交通省「観光地域づくり実践プラン」に選定される(2007年7月から実行中)
  2. 奈良観光の満足度調査(2007年秋、2008年春・秋、2009年春)
  3. 工房街道バスツアー・工房街道ワークショップの開催(2008年7・8月)
  4. 吉野~天川ゾーンにおける2泊3日体験交流ツアーづくりの調査研究と実証実験(2008年度)
  5. 市民と農業者による「ほんもの」づくり交流会(2008年10月)
  6. 工房街道づくり(2006年秋~)

 奈良のむらづくり協議会は、1)日本計画行政学会「第12回計画賞」(テーマ:来訪者との間に信頼関係が醸成され、地域の自律発展につながる観光交流の創出/2008年2月)、2)高速道路交流推進財団「第3回観光資源活用トータルプラン優秀賞」(テーマ:奈良県東部の中山間地域における工房街道づくり/2009年2月)を得ています。